マイクロハンドリングニュース vol.24

顕微IR用　異物プレスツールのご紹介 

弊社の異物サンプリング装置「アクシスプロ」を用いると、ミクロンサイズの有機異物をピンポイントで採取することが可能ですが、例えば直径１０μm程度の異物が採取出来ても、そのまま顕微IRで測定するのは非常に難しいのが現状です。

《難しい主な理由》

・量が少なすぎて測定できない

・厚みがあり過ぎてスペクトルが飽和してしまう

上記の解決策の一つとして、採取した異物をダイヤモンドセル中央に受渡して薄くプレスする手法があります。プレスすることにより、対象物の面積増大・薄片化が可能となり、測定が難しかった対象物も測定可能となった事例がございます。

弊社では、以下の２メーカー様のダイヤモンドコンプレッションセルを扱っております。

【エス・ティ・ジャパン製】

ダイヤモンドエクスプレスⅡ

【システムズエンジニアリング製】

ダイヤモンドコンプレッションセル＋

https://www.systems-eng.co.jp/products_search/transparent/item_MDC-2011

異物や測定装置の状況により使い分けていただくと、より正確な分析結果が得られますので、メーカー様WEB情報を参考にしていただければと思います。

また、マニピュレーターとのやりとりの際に取扱いがし易い様に、スライドガラスサイズの専用ホルダーも用意しておりますので、併せてご紹介いたします。※マイクロサポート製

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機器選定のアドバイスから、オリジナルツールの製作まで幅広く対応させて頂きます。

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