Vol.3 微小・微細穴からのサンプリングを実現します マイクロハンドリングニュース vol.03 いつもマイクロサポートをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。 マイクロサポートでは今後 「マイクロハンドリング ニュース」として継続的にマイクロハンドリングやサンプリングについての情報を発信してまいります。引き続きよろしくお願いいたします。 マイクロハンドリングラボ:https://micro-handling.com/ アプリケーションのご紹介 微小・微細穴からのサンプリングを実現します 一般的に0.3mm以下のサイズになると肉眼では観察できないため、0.3mm以下の穴は微細穴あるいは微小穴などと呼ばれます。 このような穴の加工は工具を用いたりレーザーを用いたりと加工方法は様々ですが、加工技術も微細化が進行しており100μmはもちろん、50μm、10μm、5μm等、極めて小さな穴がそれぞれのユーザー様の環境下で見られるようになってきています。 サンプリングの現場では各種異物の観察を実施しますが、このような微細・微小穴(今回は50μm以下を取り上げます)の中にある異物が製品不良の原因である場合があります。 対象異物が小さいだけでなく奥まったところにある場合は、その部分にだけピンポイントにマイクロハンドリングでアクセスする必要があります。 わずか50μmの穴の中を確認するのには光学倍率で50倍以上必要ですが、作動距離(W.D)が短くなり、ニードルなどでのピンポイントアクセスが出来ません。 こういう場合は、ニードル先端を曲げて角度を付け、垂直に近い感じにすると先端だけ穴の中に差し入れることができ、異物にアクセスできるようになります (ピンセット等を用いて曲げることもできますが、角度管理ができません)。 マイクロサポートでは、このような状況に対応する各種マイクロツールを取り揃えています。 例えば、プローブベンダー(PB-1)を用いれば、曲げ角度、曲げ長さがコントロールできますので、安全に安定した曲げ作業が可能です。 また、樹脂製プローブ(フレックスプローブ:FP-1)を用いれば、基材へのダメージを最小限に留めることができます。 マイクロサポートではこのようなお客様の様々なシチュエーションに応じたマイクロツールを取り揃えており、日本一の品揃えを誇っております。 また、ご要望・環境に応じたオリジナルツールの開発・製作も承っておりますので、「こんなことできないかな?」「こんなツールがあればいいのに・・・」などお気軽にご相談ください。 ↓ こちらから、マイクロハンドリングラボにて作業中の動画をご覧いただけます ↓ https://micro-handling.com/application/微小穴からのサンプリング ↓ テストルームのご案内はこちら ↓ https://micro-handling.com/test-room みなさまの課題・お困りごとをお寄せください! マイクロサポートではお客様の課題やお困りごとを広く募集しています。 マイクロハンドリングラボで公開しているアプリケーションは、いずれもお客様からのご相談を元に開発してきたものばかりです。 ↓アプリケーション一覧↓ https://micro-handling.com/application ぜひこちらもご覧いただき、「こんなこともできないかな?」「もっと高精度を狙いたいんだけど」など、お気軽にご相談ください!