Vol.8 ノズルのリペア作業 / 新商品 卓上微細マーキング装置 D-MARK マイクロハンドリングニュース vol.08 いつもマイクロサポートをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。 マイクロサポートでは 「マイクロハンドリング ニュース」として継続的にマイクロハンドリングやサンプリングについての情報を発信しています。引き続きよろしくお願いいたします。 マイクロハンドリングラボ:https://micro-handling.com/ アプリケーションのご紹介 アクシスプロによる微細作業で、ノズルのリペア作業まで実施可能 今回は、微細ホール中のリペアに関するアプリケーションについてご紹介いたします。 業務用のインクジェットプリンターなどでは、数十ミクロンのノズル穴からインクを射出します。 このノズル穴に異物が付着すると、ノズル詰まり等を誘発し、印刷の品質が悪化したり印刷不可となってしまいます。 ノズル穴において異物トラブルが起こると、単純な洗浄等では除去できないケースが多く、除去できない場合は一般的にノズル自体を新品交換することになります。 微細加工を行っているノズルのためノズルヘッド部の単価も高く、プリンターメーカー、およびユーザーにとって大きなランニングコストとなっています。 あるプリンターメーカー様では、この微小ホールからの異物除去のために、 アクシスプロをリペア用途で使っていただいています。 数十ミクロンの穴から、数ミクロンオーダーの異物を除去することが可能です。 このサイズになると、手作業や洗浄等では異物を除去できないことがほとんどですが、アクシスプロによりそういった微細作業も誰でも行うことが可能となります。 ↓詳しくはこちら↓ https://micro-handling.com/application/choose-from-work/nozzle/異物ピッキング 新商品のご紹介 卓上微細マーキング装置 D-MARK マイクロサポートより、 A4サイズのスペースがあれば本体設置できる、 微細マーキング装置 発売のご連絡です。 従来、サンプル等に識別のためのマーキングを施す場合は、 アクシスプロ等のマイクロマニピュレーターを用いるか、レーザーによるマーキングを行うことが一般的でした。 しかしマニピュレーターでは時間が掛かってしまったり、 操作に習熟が必要であったり、なかなか大変です。 レーザーによるマーキングはだれでも行うことができますが、 サンプルが繊細であると、マーキング周辺を変質させたり、サンプル自体を破損させたりといったことが起こります。 特に数十ミクロンオーダー以下のサイズのマーキングでは、レーザーでは物理的にマーキングが困難です。 そこでマイクロサポートでは、微細マーキングを誰でも簡単に行うことができるマーキング装置「D-MARK」を開発致しました。 ダイヤモンド工具でサンプルに対して微小マーキングを自動で行うことができます。 1つのサンプルへのマーキングに掛かる時間は、セットが終われば数十秒で完了します。 また極めて省スペースのため、A4用紙程度のスペースがあれば本体を設置することが可能で、作業場の邪魔となりません。 本製品は09/04(水)~09/06(金)に開催されます「JASIS 2019」(場所:幕張メッセ国際展示場) で初公開致します。 ぜひ展示会へお越しの際にはお立ち寄りください! ブース番号:5A-402(HALL 5) みなさまの課題・お困りごとをお寄せください! 「働き方改革」が不可避な現在では、作業標準化や効率化、生産性アップは避けられないテーマです。マイクロサポートはユーザー様の課題に対して、ハード・ソフトの両面でお役立ちを提供いたします。 「一度デモを行いたい」「すでに導入している設備をさらに活用したい」など、 お気軽にご相談ください。機器 選定のアドバイスから、オリジナルツールの製作まで幅広く対応させて頂きます。 ↓ デモのご相談やテストルームのご案内はこちら ↓ https://micro-handling.com/test-room